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8日の為替相場はトリシェECB総裁の会見やバーナンキFRB議長の発言を受けて、リスク回避の動きに。とりわけトリシェECB総裁がインフレリスクが均衡していることを示唆、利上げバイアスを排除するとユーロ売りが優勢に。またバーナンキFRB議長が追加量的緩和に踏み込んだ発言をしなかったことに対する失望的な株安も手伝い、ユーロドルは1.3873ドルまで下値を拡大した。ドル円はクロス円の下落に抑えられつつも、リスク回避のドル買いから一時77.60円まで上昇した。
本日はリスク回避の動きが優勢か。少なくとも米株安を受けたアジア株の下落が想定されるため、これにつれてリスク回避のドル買い・円買いが見込まれる。ただし、昨日の海外時間と同様、比較的ドル買いが優勢とあって、ドル円はサポートされそうだ。経済指標では中国の8月消費者物価指数や景気指標が、リスク回避の流れを巻き戻すきっかけとなるか注目される。消費者物価の伸びが前月よりも鈍化することのみならず、前月からの鈍化が予想される鉱工業生産、小売売上高といった他の中国指標の結果も気になるところだ。ただ、本日からG7財務相・中央銀行総裁会議が開催されることもあり、様子見ムードも強まりやすく、アジア時間での値幅そのものは限定的なものになりやすいだろう。
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